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2007年8月26日 (日)

植物染料って本当に安全…?

Real_beauty_cafe

昨今の健康ブームにより、 美容室や通販で盛んに宣伝されている「植物染料」 。

今年に入って未承認の「へナパウダー」が販売されていたり、
お店に皮膚かぶれの相談が多数寄せられたことから、
コラム 「植物染料って本当に安全・・・?」 にまとめてみました。


■植物染料「へナ」はいったい何もの・・・?

本来はインド産の「HENNA(ヘンナ)」と呼ばれる
ミソハギ科指甲花(ハーブ)の葉肉を粉末に精製したカラートリートメントで
髪に使える唯一の天然染料として古代から利用されているもので、
大きく分類すると

「トリートメント」=ヘアエステなどに用いられる無色タイプ
「ナチュラル」=オレンジ・ゴールド・藍色に色が付く天然色素タイプ
「ケミカル」=PPD(ジアミン等の色素)を混ぜて黒や暗い茶色、赤、緑など
        オレンジ・ゴールド・藍色以外の色に染まる化学染料含有タイプ

の3つのタイプがあります。

へンナを含む植物染料といっても生産地や生産者によって色々で、名前も千差万別。

発色を良くするようにジアミン等の化学染料を混ぜてから輸入されている
「ナチュラルタイプ」もあり、プロの美容師でも植物染料だけの物と
なかなか見分けが付きにくくなっているのが現状です。


■ 髪はキレイになるけど・・・

植物の葉肉や葉脈が主原料ですから当然体に優しく、
髪にはツヤ・ハリ・コシが出てキレイになります。

ただ問題なのは、食物や植物、金属など…
何らかのアレルギーの抗体を持っていたとしたら、
数%といえども、皮膚炎(かぶれ)を発症するリスクをキチンとお伝えしていない事。

もし皮膚炎(かぶれ)を発症した場合、
体の機能や精神的ダメージが回復するには最低1~3ヶ月、
長期では半年以上かかるケースもあり、一番辛い思いをするのは当事者なのに・・・

日本では、アレルギーの保有者が4,000万人以上と云われている現在、
皮膚炎の発症率が高い予備軍がこれだけいる事を考えるだけでも恐ろしく思えてきます…



■ “体の安全”への思いやり・・・

もし体への安全を考えておられるなら、
ご家庭で自分で染める、プロの美容師に任せるにしても、
皮膚炎発症のリスクを回避するために「パッチテスト」は絶対必要だと思います。

なぜなら、精神的・肉体的に大変な苦痛が伴う皮膚炎を未然に防いでくれる
“体への思いやり”
だからです。

美容室選びの際、一つの目安として考えても良いのではないでしょうか...。

美容の安全も食べ物の安全を考えるのと同様に、
信頼できるアドバイザーに頼るか、自分で守るかの二者択一しかないのですから。

安全に気遣いなく暮らせる世の中になることを願っていますが、当分無理のような気が・・・

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